こんにちわ!
ケンチェラーラです!
絶対に行っちゃダメ!映画でも有名になった「犬鳴村」に自転車で行ってきました。
日本一怖いと世間が騒いでる訳ですし、「行っちゃダメ!」と言われたら、くすぐられる男心が私にはあります。そこで、自分の目で確かめたいと思い、三重県から自転車で福岡県宮若市まで行ってきました(正確には旅の道中に立ち寄りました)。犬鳴ダム、旧トンネル、道中の様子などを詳しくご紹介したいと思います。
※苦手な方はページを閉じてください。
犬鳴村とは?
まずはこちらの動画をご覧ください。
※閲覧注意
いや~怖そうですね。
映画では誇張している部分もあると思いますが、私が思うに「犬鳴」という何とも不気味な名前がホラーの味を我々の脳裏に焼き付けていると思います。
犬鳴村にまつわる話は?
映画で有名になった犬鳴トンネルは犬鳴村にあるのではなく、犬鳴峠という峠の山頂にあります。現在は新トンネルが開通しており、噂の旧犬鳴トンネルは廃トンネルになっているというわけです。そこが日本随一の心霊スポット。
「この先、日本国憲法通じません」という看板が旧犬鳴トンネルの側に立てられていたそうです。その周辺には犬鳴村の住人が暮らしており、彼らは人目を避けて暮らしているそうです。なぜ人目を避けているかと言うと、この地域は江戸時代より厳しい差別を受けており、完全に孤立した村となっているため、村人は今でも自給自足で暮らしているそうです。そこに暮らす村人は非常に排他意識が強く、侵入者にはなりふり構わず、斧などで攻撃してくるそうです。
仮に村人が攻撃してきたら、スプリントで逃げ切り優勝じゃ!
航空写真で一応確認してみましたが、村らしきものは見当たりません。
文献を漁ってみると、かつて犬鳴村という集落が犬鳴川の上流にあったそうです。しかし、犬鳴ダムが建設されるにあたって、集落はダム底に消えてしまったそうです。村人は勿論、それを機に移住したそうです。
その後、大衆に利用されなくなったトンネルは当たり前の如く心霊スポットとなっていきます。心霊スポットと言えば何が集まると思いますか?
心霊スポットに集まるのは心霊ではなく、そう、ヤンキーじゃ!
心霊の数を上回るヤンキーがたむろする場じゃ!
ヤンキーが蔓延るといつも事件が起きます。
1988年、旧トンネルにて不良少年グループが地元の青年をリンチにして焼き殺すという事件が起きてしまいます。殺人現場である白いセダンが今でもトンネルに出没するらしいです。
覚悟を決め!いざ出発!
というわけで完全自走、野宿で三重県から九州に向かいます。5日目に犬鳴村に到着することができました。道中、様々なスポットを巡ったので別途記事にするので、よかったらSNSフォローよろしくお願いします。
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片道800km!流石に遠いわ!
恐怖のコンビニ心霊おばさん
アクセスとしては南部に位置する福岡市から向かうか、北部に位置する宮若市から向かう二通りのルートがあります。今回は九州北部よりR21号線沿いで犬鳴村を目指しました。
宮若市の最終コンビニにて休憩。レジの店員さんに犬鳴村について尋ねると、「あそこは地元民はあまり近づかない。冷やかしで近づく若者しか行かない場所。」と仰っていました。
コンビニ前で補給食を食べていると目を疑う光景が。。。
棺桶から出てきた幽霊!?
一瞬、見てはいけないものを見た気になりました。よく見ると銭湯帰りのマダムでした。冗談はさておき、本題へいきましょうか。
犬鳴峠を自転車で登る
国道R21号線を突き進んでいきます。左手には犬鳴川という犬鳴峠を源流とする川が流れていました。空模様も怪しくなってきて、雰囲気が出てきました。
峠を登るにつれて、小雨の雨が降ってきました。視界も悪く、テンション爆上げです。
大きな橋とダムに差し掛かります。
これが犬鳴ダムです。ここに昔、犬鳴村があったということです。
犬鳴ダムの方向へも道が続いていました。
少し突き進んでみましたが、何もありませんでした。
満面の笑み。
こちらを睨む影
ダムからさらに峠を登っていくと、新トンネルが見えてきます。
すぐ手前に「立ち入り禁止」の看板がある脇道があります。その先の道が旧道となっており、噂の犬鳴トンネルへと続く道です。
軽トラが駐車してあり、施錠されていました。車での侵入は不可能となっていました。恐らく、多くの人がここを訪れ、マナー悪しきことをしたため完全に立ち入り禁止になってしまったのでしょう。
鉄門の先に男性の方いました。こちらを見つめながら何やら来るなオーラを出していたのでこの道で旧トンネルにアクセスするのは諦めます。
流石に片道800kmかけて来たので引き返す訳にはいかん!
回避ルート立案
長い新トンネルを抜けると峠の反対側に出ます。こちらからのアクセスであれば侵入可能と読んだ我々。
しかしこちら側(福岡市側)「防犯カメラ作動中」「立ち入り禁止」の看板。ここからは自己責任で侵入します。
人に踏み入ってない荒れた道を突き進んでいきます。湧水、木々、ゴミなどが散乱しており自転車乗りには厳しい道です。
封じられた道
さてしばらく進むと分岐が見えます。右に行くと違う場所に行ってしまうので、写真下の金網の方向へと進んでいきます。
流石に自転車では侵入不可です。自転車を降りて、徒歩で突き進みます。
熱帯湿潤気候か?
こちら側は完全に人の痕跡が少ない道となっていました。
500mほど歩くとようやく見えてきました。
これが、有名な「犬鳴トンネル」です。
雰囲気ありますね。
入り口は石ブロックで封鎖されていましたが、上から侵入できそうでした。
実際に行ってみた感想はかなりの数の人がここを訪れているようで、落書きなどの人為的なものが雰囲気づくりに大きく加担していると感じました。しかし、旧トンネルに続く道は荒れており、薄暗いため、流石に一人では行こうと思いませんでした。行くならば、複数人で行くことをお勧めします。ただし、責任等は自己責任です。
結論
犬鳴村はゴム鳴村でした。
心霊スポットにゴミを捨てるな!コラーァア!
その数、数千個!
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