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2020年11月愛知県長久手市愛・地球博記念公園で開催されて「ツールド・モリコロパーク」に出場してきました。
カテゴリーは午前2時間エンデューロ、午後2時間エンデューロの両レースを走るという過酷な「キングオブエンデューロ」に参加。
キングのメンバーが強く、実業団E1含む強い方も多数参加されておりました。
レースだけでなく、走り方や、自分の実力を客観視できた良いレースでした。今回は作戦、戦略、レース展開などを記事にさせて頂きます。ぜひ最後までお付き合いください。
- 結果
- 目標と戦略
- 前日は矢場とんでトンカツを爆食い
- 朝の準備
- 使用機材
- 午前 2時間エンデューロ スタート
- お昼休みは休憩なのか?
- 午後 2時間エンデューロ スタート
- ただの観光
- 感想
- キングオブエンデューロ選手紹介
- ライド情報
- その他情報
結果
キングオブエンデューロ 3位
- 午前2時間エンデューロ 3位
- 午後2時間エンデューロ 2位
- 1位選手との差 +5秒559
- 2位選手との差 +0.273秒
- 4位選手との差 -4秒34
1位であった「TEAM ORCA 塩澤選手」、2位「RAPID α 牧野選手」が頭一つ飛び抜けて強かったです。
午前2時間エンデューロでは、牧野選手、塩澤選手、私のタイム差は1秒以内。
午後2時間エンデューロでは、塩澤選手が独走で逃げ切り、集団スプリントで私、Hassy選手、牧野選手の順でゴール。全開で追いかけましたが、塩澤選手とは5秒の差をつけられ完全敗北という結果でした。
目標と戦略
本大会は鈴鹿エンデューロに向けての確認レースという位置づけで出場。
大会に向けて調整を開始したのは10月くらいからで、前大会「ツールド・エコパ」では2時間エンデューロソロで逃げ切り優勝に成功。その結果もあって完走することは可能であろうという見込みで参加させて頂きました。
戦略は、自分の脚を活かした走り方をする。
私は30秒~1分出力がそれなりに強いと自負しているので、今回は強みを活かした走りをしたいと考えていました。つまり、集団スプリント、またはロングスプリントという二択になります。
キングオブエンデューロは、午前2時間エンデューロ組、午後2時間エンデューロ組の新鮮な脚をもった2つのグループと走るということで、長丁場の闘いとなります。
よって、長い時間に弱い私にとっての課題は「垂れずに最後まで走る」というものでした。
今回は、集団の状況を把握しながら、最後のスプリントに持ち越すということを念頭に置いてレースを楽しみました。
前日は矢場とんでトンカツを爆食い
前日は会場から30分程度の場所にあるホテルに宿泊。
名古屋名物「矢場とん」でカーボローディング完了。前日はゆっくりと休息したかったので、早めに就寝。夜の街に誘惑されましたが、ぐっと堪えて明日の大会に備えました。
田舎民の思考なので、「HOTEL」と見るとついつい興奮してしまいますが、健全なホテルでした。
朝の準備
午前7時20分起床。
カーボローディングを開始します。大会でのハンガーノックの恐ろしさは嫌なほど分かっているので、ヒルクライムレースでない限り、十分すぎる以上にご飯を食べます。
食べたものは下記のものです。
- ヨーグルト
- クロワッサン5個
- サンドイッチ
- 野菜ジュース
- バナナ3本
- パン1つ
食い過ぎじゃね???
ゼッケン番号1番「ケンチェラーラ.」
対戦よろしくお願いします!
2時間エンデューロ組の逃げは容認、キングオブエンデューロ組の「TEAM ORCA塩澤選手」、「RAPID α 牧野選手」、「松邨柔道クラブ 松邨選手」、「Hassy選手」、「mkw 杉浦選手」をチェック。
キング組の単発的なアタックは、長い時間のことも考慮して容認。
決定的な逃げになりそうな場合に限り、全力でキングの逃げを捕まえに行きます。
使用機材
機材はいつもと変わらぬ相棒。ツールド・エコパに続き、サイコンなしの完全フィーリングレースにしました。これがケンチェスタイル。
- フレーム : GIANT TCR ADVANCED 1 KOM
- コンポーネント : SHIMANO ULTEGRA
- サドル : plologo kappa evo
- ホイール : Campagnolo zonda
- タイヤ : Continental GrandPrix 5000
- シューズ : Fizik infinite
- ウェア : SUNVOLT S-RIDE
- ヘルメット : ボントレガー
- サイコン : なし
午前 2時間エンデューロ スタート
午前の部がスタート。アタックがかからない限り、普段の練習に比べれば想定内の強度。集団の中をウロウロしながら、キング組の走りをチェック。
塩澤選手がホームストレートで積極的な動きを見せるが、牧野選手、Hassy選手がしっかりとチェック。協調体制は見受けられなかったので容認。
杉浦選手とお話したり、他の選手とお喋りしながら淡々と周回を重ねてきます。
2時間エンデューロソロで出場していた「BC.TIMER'S 土井選手」は単独で逃げ。キング組ではないので放置していたら、タイム差が1分程度まで拡大。
ラスト2周で集団が活性化し、14秒まで詰めましたが、逃げ切られていました。お強い。
2時間エンデューロ組が全く牽かなないので、何故かキング組でローテを開始。残り30分を切った辺りから塩澤選手の猛攻が始まる。
サイコンがないので、「あと何周ですか!?」といろんな方に聞いていたのは私です。情報提供、ありがとうございます。
レース全体として決定打はなく、気が付くと最終周回。
最終の登り手前の坂で前方の5番手を位置取り。スプリント勝負なので意地でも番手を譲らないことが大切です。
一つ目のトンネル手前で塩澤選手がアタック。塩澤選手はスプリンターではなさそうなので、ロングスプリントで勝負してくると思っていましたが本当にその通りでした。
体格の良いHassy選手が追いかける。二つ目のトンネル手前からスプリターであろう牧野選手の強烈な加速に、ケンチェも飛び乗ります。Hassy選手を捲くって、牧野選手、塩澤選手、私の順で僅差のゴール。
牧野選手強すぎました。土井選手を除き、午前2時間エンデューロ組を差し置いて、7位までキング組で独占。今回は脚が揃っていました。
お昼休みは休憩なのか?
午前のレースが終了し、休憩を挟むもご飯を食べだす頃には2時間エンデューロ午後の開始時刻まで25分程度しかありませんでした。急いでカーボローディング開始。
食べたものは下記のものです。
- バナナ2本
- サンドイッチ
- おにぎり2つ
- チョコパン2個
ウンコする暇もねえな!
午後 2時間エンデューロ スタート
チョコパンを貪りながら、スタート位置に向かいます。レース開始1分前でギリギリでした。そして午後の部が間髪入れずスタート。
キング組は全員疲労気味なようで、ペースも緩やか。半周くらいで2時間エンデューロ組に吸収されました。
午後は最初の30分は集団後方で休憩タイム。中切れする輩のブリッジをしながら淡々とレースを消化。
キング組もアタックする人はおらず、2時間エンデューロ組は集団が止まっているようでした。
1時間を経過した辺りで、塩澤選手がアタック。最初はキング組全員が容認していましたが、2周回で20秒程度の差になってきたので、流石に同調して、塩澤選手を捕まえに行きます。
松邨選手、Hassy選手、神田選手、牧野選手、ケンチェ、2時間エンデューロ組数人でローテーション開始。皆さん疲れるまで回して、ローテーションが遅いので「もっと回しましょう」と声掛け。
これだけ人数がいるので、10秒程度で回した方が巡航は格段に上がります。
1周かけて何とか塩澤選手を捕まえました。塩澤選手、本当にお強い。キング組でこれだけ動ける選手は早々いないと思います。
レースは残す所15分程度となり、キング組が集団前方に集まり出します。
塩澤選手もお疲れのようで、流石にアタックはもうないだろうとこの時は思っていました。
そして最終周回。
私先頭で登りをクリア。
少しして塩澤選手の強烈なアタック。まだ7分程度あるし、逃げ切りは困難だろうと容認。しかし、塩澤選手の姿が視界から消え、焦り出すケンチェ。キング組で同調して、追いかけます。先頭時は全開で踏み、短くローテーション。
下りきりからの最後の登りで塩澤選手との差は7秒程度。
そして一つ目のトンネルでケンチェ渾身のアタック。後ろにはHassyさん、牧野さん。ゴールまで40秒と分かっているので、エアロポジションでペダルをぐちゃぐちゃ踏み潰す。
最後のトンネルでアンパンチ開始。
私、Hassyさん、牧野さんの順でゴール。塩澤選手とは5秒差、完敗です!
ただの観光
終了後はIKEA長久手店に立ち寄ったり、暴飲暴食帰宅。
感想
キングオブエンデューロ3位という結果でしたが、レースを安全に完走できたことは評価したい点です。何よりも楽しめたので、100点満点であったと言い聞かせています。
1位の塩澤選手の攻める姿勢には胸を打たれました。4時間と先が長いレースにも関わらず、これだけのアタックをすることができる圧巻の強さに魅了されました。
モリコロパークの場合、集団内にいれば比較的楽ですが、アタックすると、それまで天国であった強度が豹変するように地獄の苦しみがその選手を襲います。
その苦しみを恐れず、積極的に動く姿勢は大変勉強になりました。
今回のレースでは、短時間で勝負する自分なりの走りができた点、集団をしっかり把握できた点が一番成長したかなと考えています。
鈴鹿エンデューロが中止になったため、今期の本格的なレースはこれが最後となります。自分なりに1ヶ月練習をして、短期間でコンディションを仕上げることができました。ケンチェ、お疲れ様!
大変なご時世ですが、貴重なレースを開催して頂いた大会関係者の皆様、ありがとうございました。
また、レース会場で「ケンチェラーラさん!」とお声掛けして頂いた方々、ありがとうございました。大変嬉しかったです。またお会いした際はよろしくお願いします!
そして付き添い人、サポートしてくれてありがとう!
負けましたぁ!!!
キングオブエンデューロ選手紹介
- 塩澤選手(TEAM ORCA)
- 牧野選手(RAPID α)
- ケンチェラーラ.(ゆるキャライダーズ)
- 松邨選手(松邨柔道クラブ)
- Hassy選手(ALL OUT reric)
- 神田選手
- 松本選手(ユーロード)
- 石村選手(Team Hung Over)
- 杉浦選手(mkw)
- 藪野選手(theCRoWN)
- 中間選手
午前の部は2時間ソロ組も含め、上位7位まではキングで独占。
ライド情報
- 距離 : 162km
- 平均速度 : 40km/h
- 移動時間 : 4h
- 開始 : 10:20
- 終了 : 15:20
- ルート : 出発⇒名古屋⇒愛・地球博記念公園⇒帰宅
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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その他情報
参考▶【バイクナビ・グランプリ2020】 ツールド・エコパ 2時間ソロ 優勝
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