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今回はDAY1に続いて、自転車で三重県往復縦断の様子をご紹介します。
一日目は伊勢を出発し、新宮まで全員無事ゴール。
いよいよ二日目、新宮を出発して桑名まで向かいます。その後、桑名から伊勢まで来た道を戻る!ただの苦行・・・?
参考▶【DAY1】三重県を往復縦断!伊勢から新宮まで160kmの道中の様子・機材紹介
- 三重県往復縦断旅のDAY1の概略
- 肌寒い朝の目覚め
- 眠気と爆風との闘い!七里御浜海岸を疾走!
- 昨日登ったあの超級山岳をまた登る
- 心にしみる一杯
- 荷坂峠もまた登る!もう見飽きたわ!
- ウエダちゃん無念の離脱
- お昼は多気町にある「らーめん道場」
- 何も考えず北上せよ
- 三重県と愛知県の県境
- 旅はやっぱりラーメン
- 伊勢まで帰宅
- 三重県を往復縦断した感想
- 参加メンバー
- ライド情報
- 使用機材
- オススメ記事
三重県往復縦断旅のDAY1の概略
大学生の悪乗りで考案された企画「三重県往復縦断」。
大学生あるあるの何でもノリと勢いで片づけてしまう姿勢は社会に出ると、袋叩きにされることが多いが、大学生に関しては治外法権だ。
本来であれば、三重県縦断が目的であったが、「電車に乗るのもめんどくさいし、どうせなら全自走で往復縦断すればいいじゃないか」ということで、今回は三重県を自転車で往復してやろうぜという企画。
一日目、伊勢を出発した一行は熊野古道、鬼ヶ城、獅子岩、熊野速玉大社などに立ち寄りながら、無事に新宮に到着。
夜は「ただの飲み会」が開催され、仕上がりながら就寝。メンバーの一人である呉の歯ぎしりに何度も目を覚まさせられながらも、しっかりと休息。
一行は勝負の日、「DAY2」を迎える。実質的にDAY2で全行程(440㎞)のうち、290kmも走破する必要があるので、体内がアルコールで満たされた大学生には厳しい日となるであろう。
肌寒い朝の目覚め
昨晩はメンバーの一人呉の歯ぎしりがうるさいのと、お酒の飲み過ぎによる放尿フィーバーのため、夜中に何度か起床。
5時50分のいつもと変わらぬアラーム音を合図に全員が「やらしい部屋」で目を覚ます。普段早起きほど億劫なことはないが、自転車旅の際は好奇心が先行して、気持ちよく早起きすることができる。
できることなら365日毎日旅をしていたいものだ。
朝は前日の夜にお酒を買い足しにいった際に購入した焼き豚弁当を食べた。あとはサドルバック一杯に詰めてきたおにぎりを走りながら食べていけばハンガーノックなどのトラブルは回避できると考える。
私は昔から人並み以上にケチなので、補給食代金を浮かせるために、この旅では家からおにぎりを8個持ってきた。これで二食分浮くのだからオススメしたいが、荷物が多い場合や、重量を気にする際はケチらず、しっかりとコンビニなどで補給食を購入することを推奨する。
寒かったので、インナー二枚、アームカバーを装着。旅では立ち止まって防寒着を出している時間がもったいないので、簡易的に着脱が可能なアームカバーやレッグウォーマーは必須のアイテム。
体が冷えると体力は一気に消耗するし、寒さが優位に立ち、ライドに集中できなくなる弊害がある。しっかりと防寒対策をすることは、旅人たるものの心得ておく必要がある。
眠たい目を擦りながら今から始まる長旅の準備をする一行。今日もケンチェが先頭固定なので、290㎞を上げ下げなく淡々と踏んでいきます。
この日は北西風が強く、新宮から桑名までの200km終始向かい風。風が強い日は、速度は気にせず、極力休憩時間を短くして、ダンシングなどを織り交ぜながら、疲労しないように走ることが、向かい風で旅をする際のポイントです。
熊野川にかかる「新熊野大橋」にて出発の集合写真。
皆さんこの時はまだまだ元気な様子。
眠気と爆風との闘い!七里御浜海岸を疾走!
七里御浜海岸はアオウミガメの上陸地としても有名で、道沿いにはウミガメと戯れることができる「道の駅 ウミガメの里」などの観光スポットがあります。
基本的に何もない直線道路ですが、自転車にとっては走りやすい直線道路が20km程度続きます。
爆風の中淡々と何も考えず進んでいきます。昨日の疲労もあってか眠気が襲ってきますが、止まると時間的にまずいのでひたすら耐えて進むのみ。
昨日登ったあの超級山岳をまた登る
昨日はあれだけ爽快なダウンヒルを楽しむことができた「矢ノ川峠」も、今日は地獄の坂となって我々の前に立ちはだかります。
平坦と同じ出力で淡々と回しているだけなのですが、呉は千切れてしまいます。スギちゃん、ウエダちゃん、ケンチェの三人で頂上まで淡々と20分ほどヒルクライム。
呉を待っている間は持参したおにぎりでカーボローディング。寒いとカロリー消費量も多いので、こまめに補給する必要があります。
心にしみる一杯
長い峠を越えて、ようやく尾鷲市街に到着。小腹が空いたので、朝から博多ラーメンをキメます。澄み切った空気の中飲むラーメンのスープはまさにセンチュリースープ。
15分ほど休憩を挟みすぐに出発。まだ220km以上あるので、こんな場所で立ち止まっている訳にはいきません。
荷坂峠もまた登る!もう見飽きたわ!
紀伊長島から大紀町方面にかけて聳え立つ「荷坂峠」をダンシングで淡々と登っていきます。
よく旅の道中で腰が痛くなったり、体の節々が痛いとの声を聞きます。旅では淡々と回すだけですし、レースではないので体への大きな負荷はあまりありません。
では、なぜ痛くなるかと言うと、ポジションがあっていない、または同じ姿勢を長時間とるため、神経や筋肉に圧迫負荷がかかり、それに伴って痛みが生じるからです。パソコンの前に6時間座り続けて生じる体の痛みと同じです。私は旅の際は登りは基本的に体重を乗せたダンシング、平坦は踏まずにリラックスして一定出力で走ることを意識しています。過去に荷物ありで一日で450km、獲得標高9000mといったライドもしましたが、腰の痛み、節々の痛みは皆無でした。
爆風ですが、天気も良く最高の日です。
ヒルクライムはこの景色を見るためにあると言っても過言ではない。
ウエダちゃん無念の離脱
荷坂峠辺りから、ウエダちゃんが膝の痛みで辛そう。「津までは死ぬ気で走ります」と言うが、体と安全が第一なので、輪行で帰宅してもらいます。体が故障したら今後の自転車ライフに支障をきたすことになるので、厳しい判断ですが今回は仕方ありあません。
大紀町のコンビニで全員で集合写真。やり切った感が既に出ていますが、この先180km以上あります。
お昼は多気町にある「らーめん道場」
ウエダちゃんが離脱後もペースは一定で大台町を経由して、多気町クリスタルタウン近くの「らーめん道場 三重本店」でお昼ご飯。
本日二度目のラーメンだが、自転車旅では「食べれるものなら、何でも三ツ星」なので、ペロリと大盛り完食。
さっぱりとしたラーメンでお腹にも優しい味でした。
参考▶「らーめん道場 三重本店」のアクセス・メニュー・歴史紹介
何も考えず北上せよ
多気町から松阪市街を通って国道23号線に出ます。ここからは永遠に平坦な道が続くので、淡々と進めばいつかは県境に辿り着きます。
三重県を縦断する場合、山場は多気町~新宮区間。それ以外は信号が多いですが、平坦なので、比較的気楽に走っていれば縦断が終了します。
広島にある冷凍食品の運送会社「ムロオ」。自転車で関西周辺を走っていると必ず目にするトラックです。この愛らしいペンギンがたまらなく好きです。
三重大学前の「サイクルベースあさひ」で自転車に空気を充填。荷物を積んだ自転車の空気圧はいつも以上に減りが早いので、200km~300kmに一回は空気を入れるようにしています。
恒例の国道1号線渋滞。
あと少しです。
四日市に差し掛かり、もうすぐ桑名。
三重県と愛知県の県境
走行時間7時間30分 距離210km 縦断完了!
旅はやっぱりラーメン
これで旅が終わればいいのですが、桑名から伊勢まで帰宅します。
まずは本日三度目のラーメンでカーボローディング。
ここから夜間走行となるので、路面に注意しながら走ります。最後まで集中して走ることが事故を回避するメソッドです。
「ラーメン天風 長島店」にお邪魔させて頂きました。奈良ではなく、ここは三重ですが、美味しい天理ラーメンを堪能することができました。食後には血糖値が上がり、すぐに眠気が襲ってくるので、長居せずに出発。
ご満悦の呉。
参考▶三重で食べる天理ラーメン!「ラーメン天風」に潜入してきた
伊勢まで帰宅
伊勢までは80kmありますが、ここからは追い風。2時間30分を目途に帰宅します。三重大学までは淡々と踏んで1時間30分ほどで津市街に突入。
夜の1号線は危ないので、しっかりとライトを点滅しましょう。
冬季は四日市駅前のイルミネーションが奇麗です。
津市で呉、スギちゃんとはお別れ。そこからは単独なのでペースアップ。平均時速33㎞/hほどで家に直帰。お疲れ様でした。
三重県を往復縦断した感想
今回のライドは、毎年11月に大学で行われる学祭に際して、「裏学祭」という名目でロングライドをするというもの。私が大学一年生の時は、伊勢から自走ビワイチということで390kmを走破しました。二年のブランクを経て、今回学生生活最後の学祭を楽しむことができました。華やかな大学の学祭とは裏腹に過酷で、己と対峙するだけの挑戦ですが、一生忘れられない思い出となって私の脳裏に焼き付いています。
今回、ウエダちゃん、スギちゃん、呉、私の四人で一緒に走れたことは私の自転車ライフの中でかけがえのないものとなりました。
このメンバーで走ることは恐らく最後ですが、また一緒に走る機会があればよろしくお願いします。本当に楽しかったです!ありがとう!
参加メンバー
一生の思い出になりました。三人ともありがとう!
ライド情報
- 距離 : 291km
- 獲得標高 : 2069m
- 平均速度 : 24.8km/h
- 移動時間 : 11h41mm
- 出発 : 6:20
- 帰宅 : 23:30
- ルート : 新宮⇒国道42号線⇒国道8号線⇒国道1号線⇒桑名⇒伊勢
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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使用機材
- フレーム : 2019 ARGON GALLIUM PRO
- コンポーネント : SHIMANO Dura-Ace
- サドル : plologo
- ホイール : CORIMA
- シューズ : Fizik infinite
- ウェア : 天狗坂上がり優勝ジャージ
- ヘルメット : ボントレガー
- サドルバック : BlackBurn
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