※この記事は「越前ツアーDAY1」「越前ツアーDAY2」の続きです。
2020年7月30日に三重県伊勢市を出発し、初日241km、二日目に164km走破した我々は岐阜県「道の駅 白川郷」の冷たいコンクリートの上で目を覚ました。
地獄の帰宅旅!熱中症で死にかける!?
DAY3 スタート!
おはよう世界 pic.twitter.com/8qcdWdbkfl
— ケンチェラーラ. (@kencellara_) July 31, 2020
肌寒さで起床。白川郷の朝は普段生活している環境とは打って変わったもの。真夏にも関わらず、夏の終わりを感じる寒さ。この異世界感は長野県の魅力だと思う。また、掛け布団として輪行袋は必須アイテムだ。
起床後はササッと支度を済ませて、「白川郷」へ向かう。
「白川郷」合掌造りの代表格。その独自の景観が評価され、1995年にユネスコの世界遺産に登録された。その他の合掌造りも日本には存在するが、白川郷では現在も実生活を営む人々がいるところに価値がある。
雪深い飛騨高山地域にあるということで、厳しい豪雪に耐えるための茅葺屋根(かやぶきやね)は多くの人々を引き寄せる。
白川郷内の用水路をふと覗き込むと、コイ?と思いきや、まさかの鮭が泳いでいた。すごく立派な魚体と透き通る水にうっとり。
早朝は人気もなく、ゆっくりと景観を楽しむことができました。
長野県に住みたいんじゃ~
白川郷から三重県まではかなり距離もあるので、脚早に出発。「庄川」沿いのR158号線を南部へと下っていく。川の上流には「御母衣ダム」。信号がなく、路面も奇麗で非常に走りやすい道です。
朝の10㎞は非常に長く、まさに精神と時の部屋状態。頭の中でいろいろ考えたり、常時変化する新鮮な景色を楽しみながらゆったりと進んでいきます。
R156とR158の分岐点「森商店」にて一服。最高のコーラを頂きました。
R158号線は長良川の最上流付近です。「高鷲スノーパーク」や「ひるがの高原 牧歌の里」などがあります。車の場合、高速を使えば秒で遊びに来れる立地です。高鷲スノーパークから郡上市までは15km以上の下り基調の道。朝に頑張って登った恩恵を感じながら、ダウンヒルを楽しみます。
「郡上八幡城」、「大滝鍾乳洞」などがある郡上八幡を通過し、長良川沿いに美濃市を目指します。温度は38℃程度とまさに地獄。アスファルトからの耐熱も考えると、体感温度は40℃を超えています。30分おきに水分補給し、体を潤します。
「中華料理 銘蘭」でカーボローディング。大量の中華料理をペコペコのお腹にぶち込みます。第一印象はヤンキーだと思った店員さんが非常に優しい方でした。見かけによる判断は当てになりませんね。少し食べ過ぎて、もはや動くこともできないくらい。
3日で600km 旅 忘備録
— ケンチェラーラ. (@kencellara_) August 1, 2020
気温が40℃近くになると裸になる人が続出するようです! pic.twitter.com/gYFrFLAElV
「関市」横を通過し、「岐阜市」へ。白川郷とは変わって、かなり町が賑わってきた様子。市街へやってきたという感じだ。熱中症でコンビニで2時間程度休憩。仮眠すると元気が出る。時刻は16:00を回り、少し涼しくなってきた。しかし、まだ暑い。
「木曾川」「長良川」「揖斐川」木曾三川に囲まれる羽島市、海津市を淡々と進む。平田クリテやaacaの会場なども通りました。暑さで頭がイカれそうだ。旅のエンドロールという感じの影。
三つの河川の合流地点!
ようやく帰ってきた!三重県!
旅のお供「フクダ」。
今回の旅では何度も励ましの言葉をかけてもらいました。ありがとう!
旅の忘備録
リュック装備で行きましたが、2日以上のライドになると身体への負荷が計り知れません。身体には体重以外の負荷は0にする。今回は三日目より拡張紐を用いることで、サドルバックの上にリュックを固定。「旅は如いかに体に負荷をかけずに走るか」このことを改めて考え直す機会となりました。
三日間の越前ツアー終了です!
暑さとの闘いでしたが、仲間のお陰で何とかゴールすることができました!ありがとう!
ライド情報
アルティメットツアー DAY3
— ケンチェラーラ. (@kencellara_) August 1, 2020
白川郷→R156→岐阜→長良川→三重
距離189km 獲得標高1400m
白川郷はやはり美しい場所でした✨
3日間で600km弱の旅 終了🚴
貴重な経験ができました☺ pic.twitter.com/MsY0zQlAXL
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