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ツール・ド・エコパ 2時間ソロ 優勝🏆
— ケンチェラーラ. (@kencellara_) November 3, 2020
ラスト半周は逃げ切り😎💭
数年ぶりにレースに出たので楽しかったです🥰
出場された皆様、大会関係者の方々、大変な時期ではありますが、開催して頂きありがとうございました!🙏#ツール・ド・エコパ #エンデューロ #ケンチェラーラ #ゆるキャライダーズ pic.twitter.com/CAvCTjCv40
静岡県袋井市へドライブデート
前日は軽く乗ろうかと考えていたが、あいにくの雨だったので家で大人しく休息。夜は米4杯、肉鍋で30分以上かけてカーボローディング。明日はヒルクライムレースではないので、体重は気にしなくてよい。また、ハンガーノックに陥りやすい体質の私は入念に体内にエネルギーを備蓄しておく必要があります。
23:00に就寝。久しぶりのレースなので展開や作戦を改めて考えてました。
- レース最終局面までいかに足を使わないか
- 集団が多い場合は削り落とす
- 最終局面で1分程度全開アタック
- 無理しない 垂れない 頑張らない
今年度はコロナの影響で、自転車レースが軒並み中止とになり、今回の「ツールド・エコパ」が2020年度初レースだったので、かなり意気込んでおりました。
翌朝は5:10起床。早朝は茶碗一杯、スープのみ。大会は午後からなので、血糖値を一気に上げすぎないように小分けにして入念に食べてました。小分けにして体内摂取することで眠気に襲われることも少なくなりますし、パフォーマンスレベルも高く保つことができます。朝のうちに食べたものは以下のものです。
- 野菜ジュース 1本
- おにぎり6個
- ライス 1杯
- じっくりコトコト 1つ
- カレーライス
- カニクリームコロッケ 1個
- サバの煮つけ 2切れ
- カスタードパン 半切れ
食い過ぎじゃね...?
片道200km、さて頑張ります。
湾岸から東名高速に乗り、刈谷、浜名呉のパーキングで休憩。
今日の付き添いは母上です。母はスマホなどの電子機器に疎く、この文明の利器で溢れかえった時代でも紙媒体のマップを車の中で横で「あんた、これ道あっとるの?」と騒ぎながらマップを見ているような人です。
3時間30分で到着。伊勢から新城までは2時間50分ほどでした。
時間に余裕があったので、会場の下見をしてから、周辺地域を散策してました。偶然結婚式をしておりました。母が入り口のべっぴんなお姉さんに、全くの部外者なのに、「めでたいな~」と話しかけており、お姉さんも苦笑い。
軽くカーボローディング、機材の準備を済ませ、30分ほど車で仮眠。緊張でアドレナリン放出状態が長く続くと疲れもいつも以上に溜まります。休憩も大切。
荷物持ち係を引き連れて、11:20会場入り。
ゼッケンやICチップなどをつけて、会場をウロウロ。初めて来た場所なので、会場周辺を探索していました。
大会前のウォーミングアップ
ウォーミングアップはレース1時間前にスタート。心拍を上げておくのと、脚のコンディションを確認。近場の周回コースを7kmほど走行。昨日休息したのが吉と出たのか、脚も比較的リフレッシュなよう。これは作戦を実行できるチャンスと確信。
- レース最終局面までいかに足を使わないか
- 集団が多い場合は削り落とす
- 最終局面で1分程度全開アタック
- 無理しない 垂れない 頑張らない
レーススタート
キングオブエンデューロは先にスタート。二時間エンデューロ組はコースを半周したくらいにリアルスタート。初めてのコースなんでまるで未知の世界。直角カーブが5つほどあり落車もモリコロパークに比べ多そうでした。
今回はサイコン、スマホ、ログ、パワメ、一切なしの完全フィーリングレースにしました。
2時間エンデューロでチェックしていた選手は牽きの強かった「RinRin Cycling Team」の数人の方、植村さん、KINANジャージを着ていた中村さん。先日の平田C2で見た顔ぶれもありましたが、ローテを回していたのは5人ほど。スタートから2周回完了時までは集団を小さくしようと5人ほどでアタック合戦。作戦の一つであったので、私も参加させて頂き、登りでは大仏山練程度の1分400Wくらいで牽きます。二周で集団もかなり小さくなりましたが、まだまだゴバンザメが沢山。
2周半でキングオブエンデューロ組に追いつく。TEAM光の山内さん、午前かなり先頭を牽いていたmkwの杉浦さん、武井さん、Yono-chan、RAPIDE αの牧野さんをチェック。この方たちはカテゴリーが違いますが、近くにいると走りが安定しているので私も安心して走ることができました。
集団が一つになると人数が多すぎるのと、周回遅れの方も後ろで付いてくるように。集団のペースを上げて集団を小さくしたかったので、5周目の登りで様子見のアタック。私、まんまさん、Rinrinの方、もう一人方の4人で抜け出します。先頭350Wくらいか?かなりキツイ。半周ほど逃げて集団に戻ります。
集団が小さくなり、先頭集団の同じカテゴリーの方は8人程度に絞られます。自転車YouTuberの「まんま」さんも一緒に先頭集団におられました。
ここからはキングの方にも少し牽いてもらいながら淡々とレースを消化。風が強かったので、向かい風区間の最後の下りでは10番手以内の後ろの方で休憩。ファイナルラップの渾身の一分アタックに備え、脚を回復させます。
途中、周回遅れの危険な走りをされる方が先頭集団に入ってきたので「降りて下さい!」と叫んでしまいました。安全のためなのでご了承ください。
片道200㎞もかけてレースに来たので、先頭時は長く、強く牽く。
気が付くと15周回し、レースは最終ラップに。母の声援が耳に入ってきて、さてアンパンチタイム!とシューズのBoaを思いっ切り締めたのを覚えています。
エコパ会場を周りを走り、サッカーコートを過ぎた辺りから位置取り合戦。皆さん足を使って先頭へ上がってきます。私は7番手辺りをウロウロと。周りを見る限り、位置取りさえ上手くいけば、30s程度のゴールスプリントではアンパンチャーである私に軍配が上がりそうでしたが、昔から逃げ切り優勝に対する憧れであったので、単独で逃げを試みるとこの時、覚悟を決めました。
コースは1周8分。コース真ん中の1分程度の登りしかアタックポイントがなかったので、ここで勝負すると決めました。キング含め先頭集団は18人程度。逃げに対してキングの方は容認または単独ブリッジする可能性のみ。つまり同カテゴリーの8人を相手に逃げ切れば勝つことができると判断しました。頭の中では6分6倍程度で逃げるか、4分7倍程度で踏めば行けるだろうと考えていました。また、ジャージに「ゆる~く まったり」と記載してあり、レースに全く出ていない、どこの誰かも分からないような私が逃げても誰もチェックしてこないだろうとも密かに考えていました。
裏手の登りでRinRinの方が単独アタック。先を越されたか!と思い、呼吸を整え全開アタック。1分550Wくらいでペダルをぐちゃぐちゃに踏み潰します。
登り切りから下りに入る直角カーブは減速しないようギリギリを攻める。単独なので、ラインを気にせず、アウトからインに落車しないように重心を意識して曲がります。そして、長い下りに入ると強烈な向かい風。お得意のTTポジションをとり、全開で踏んでいきます。すぐに先にアタックされた方に追いつき、「2人で逃げましょう!」と叫ぶも無視され、私の後ろでゴバンザメ状態。これではスポーツマンシップに欠けるので、申し訳ないが振り落としアタック。コースが広い場合、ジグザクに走行すると後ろの人にも風を浴びせることができます。めちゃくちゃキツイ(笑)
ちらっと後ろを見ると鬼の形相で先頭集団が私を追いかけてきます。ここで集団に戻るのは漢ではないと思い、さらに加速。限界のTTポジションをとり全開で回します。下りが終わり、エコパ会場に入っていく最後の短いテクニカルな登りに。直角カーブが二回連続あるので、大声で「右開けて!」と叫びながらコーナーギリギリを攻めます。
会場に入る瞬間、あまりのキツさに「ウォッーー!」と叫び、自身のメンタルと体を鼓舞しました。後ろを見ると集団が5mくらい後ろに。最後のホームストレート、会場のアナウンスを薄っすら聞きながら最後の限界スプリント。下ハンをもって思いっ切り踏みました。
そして雄叫びをあげてゴール。すぐに倒れ込みました。
結果
逃げ切り優勝!
2位と3秒程度の差でした。憧れであった単独での逃げ切りに成功して、感極まり、思わず目頭が潤ってしまいました。
感想
最終局面での逃げは集団に捕まってしまった場合、脚を大きく消耗してしまうので、集団スプリントに絡むことができなくなるという大きなリスクがありましたが、勇気をもって逃げること決断し、実行できたことが今回のレースで最も自身を評価したい点です。敗北すること、集団の利に対して抗う恐怖心に打ち勝ち、レースを本気で走り切ることができ、感無量です。
しばらくの間、旅やグルメライドなどの緩い楽しみ方で自転車を楽しんでおりましたが、今回数年ぶりに大会に出場し、改めてその達成感やレースの面白さを感じました。今後はまた少しずつ競技の方もしていこうと思いました。
大変な時期ですが、大会を開催して下さった関係者の皆様、本当にありがとうございました。
大会に参加された皆様、お疲れ様でした。
両親、周りの方、一緒に走ってくれる友には日ごろから支えて頂き、本当に感謝の念で一杯です。いつもありがとうございます!
高速で三重まで
帰路はドライブしながら、刈谷で晩御飯。
母上、ありがとう!
リザルト
使用機材
- フレーム : GIANT TCR ADVANCED 1 KOM
- コンポーネント : SHIMANO ULTEGRA
- サドル : plologo kappa evo
- ホイール : Campagnolo zonda
- タイヤ : Continental GrandPrix 5000
- シューズ : Fizik infinite
- ウェア : SUNVOLT S-RIDE
- ヘルメット : ボントレガー
ライド情報
- 距離 : 80km
- 獲得標高 : ログなし
- 平均速度 : 40km/h~
- 移動時間 : 2h4m
- 出発 : 5:35
- 帰宅 : 19:46
- ルート : 出発⇒津IC⇒静岡県袋井市-小笠山総合運動公園⇒帰宅
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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