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【2020夏】四国最恐「中村トンネル」・ちょっと自転車で2000kmを9日で走ってきた【FINAL】

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2020年9月8日~9月17日にかけて西日本を旅してきました。

1日平均200km以上走りながら、日本全国の風土、有名スポットを満喫。

今回は「9月17日(FINAL)」の様子をまとめました。

本日は香川県で早朝からうどんを食べまくり、学生のノリで昼過ぎに香川を出発し三重県まで帰宅しました。

長いようで短かった夏旅もこの日が最終日。

良い思い出になりました。

最後に夏旅全体を通してかかった費用の内訳も載せておきます。

暇な時にでも読んで頂けると幸いです。

※DAY1から順番に読むことを推奨します。

 

2020夏 自転車旅

2020年夏、学生生活は残す所・・・半年。

時間を持て余した大学生がすることはただ一つ。

そう・・・「冒険」である。

自転車を愛する大学生三人は「まだ知らぬ地」を求め三重の地を後にする。

目的地は「九州・四国・中国地方」

西日本を知り尽くすために、己の体一つで自転車を漕ぎ進める。

果たして旅の道中、どのような世界が待ち受けているのか?

三人の大学生が残した冒険の軌跡を紹介します!

Instagramで活動を随時報告しておるぞ!フォローよろしくじゃ!

冒険の記録【FINAL】

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  • 距離 : 278km
  • 獲得標高 : 1991m
  • 平均速度 : 24.3km/h
  • 移動時間 : 11h25m
  • 起床 : 8:00
  • ルート : 高松⇒さぬき⇒東かがわ⇒鳴門⇒徳島⇒和歌山⇒岩出⇒かつらぎ⇒橋本⇒五條⇒吉野⇒松阪⇒伊勢

▽ストラバ走行ログを確認する▽

ホームレス顔負け

さて最終日。

高松市の某所で起床。

放浪者、ホームレスの方にしか分からない景色が目の前に広がっていました。

この時点では「まさかこの日、高松から伊勢まで一日で帰る」とは思いもしていませんでした・・・。

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うどん豪遊 1軒目

午前中は、昨日ラーメン屋さんの前で知り合ったヤンキーお二人に教えてもらったうどん屋さんを巡ります。

香川県にいるのだから、うどんを食べることなく帰路につくわけにはいかない。

ここ、うどん大国では、早朝から営業しているうどん屋さんが多い。

出勤前のサラリーマン、学生などが朝食としてうどんを食べるそうです。

そしてお昼営業をもって店仕舞いするお店がほとんどでした。

三重県民からすると考えられないことです・・・。

一軒目は「中西うどん」

言わずと知れたうどんの名店らしいです。

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入店から退店までのスピード感がすごい。

セルフ形式でうどんを茹でます。

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朝から天かすたっぷり。

コシのあるうどんは、流石本場の讃岐うどんという感じのものでした。

うどん好きなら永住したくなるレベルのものでした。

朝食にこれを食べていたら、間違いなく一日元気に動けますね。

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お土産も沢山買いました。

実家へ郵送します。

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栗林公園

高松市街にある「栗林公園(りつりんこうえん)」

国の特別名勝に指定されている文化財庭園、高松藩主の松平家の別宅として300年程度前に完成した美しき庭園。

文化財庭園では日本最大の大きさを誇ります。

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美しい日本庭園。

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 女木島と男木島と小豆島

高松市街外れの港町。

ここから小豆島(しょうどしま)、女木島男木島を眺めながら、しばらく物思いに耽ってました。

大学4年間の集大成の旅ともいえる今回の旅の足跡だけでなく、これまでの学生生活の思い出など。

瀬戸内海に浮かぶ小豆島が美しく見えました。

小豆島は人口減少が著しく、国から離島振興法の指定を受けている島です。

名前はよく聞きますが、自分の目で見たのは初めてでした。

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うどん豪遊 2軒目

11時ごろにヤンキーおすすめうどん屋さん2軒目に向かいます。

続いては「手打ち十段 うどんバカ一代」。

通称「バカ一」と称される超有名店です。

高松駅から近いとだけあって、流石の人気ぶりでした。

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店員さんに「どこから来たの?」と聞かれました。

この旅で何度目でしょうか。

9泊程度の旅でも沢山の方と交流することができました。

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バターを入れるのが讃岐うどんの美味しい食べ方だそうです。

郷に入っては郷に従え。

これまで食べたうどんでダントツの旨さでした。

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四国随一の心霊スポット

ちょっと都会な高松市街を出発。

さぬき市を目指します。

道中に「立石山」にある「中村トンネル」という四国で最恐の心霊スポットがあったのでふらっと立ち寄ります。

新立石トンネルを抜けて、脇道の人気のない道を進んでいきます。

中村トンネルは、トンネルの手前にお地蔵さんが鎮座しており、そのお地蔵さんの表情が変わるという伝説があります。

この目で確認しましょう。

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新トンネル横のお地蔵さん。

かわいい。

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旧トンネルのお地蔵さんは残念ながらお留守。

散歩にでもいったのでしょうか。

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これが有名な「中村トンネル」

雰囲気はありましたが、この旅で日本最恐の「犬鳴トンネル」に行ってきたので、特に何とも思わず。

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トンネル内部に侵入してみました。

掘り抜きトンネルになっており、洞窟のようでした。

この系統のトンネルは珍しくなってきていますが、昔は掘り抜きが主流だったと思うと歴史の流れを感じますね。

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讃岐経由で徳島へ

さぬき市を経由して、東かがわ市のコンビニで一服。

小雨が降ってきました。

時刻は14時頃、作戦会議をします。

「ここまで来たら、今日中に家に帰って温かい布団で寝たい!」という意見の私、フクチェ。

もう一泊して、ゆっくりと帰りたいというウエダちゃん。

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残り220km!家まで帰ることに決定!(笑)

鳴門経由で、徳島を目指します。

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四国一周中の東京から来た大学生の方に遭遇。

道中お気を付けて、良い旅を。

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徳島港フェリー乗り場

徳島フェリー乗り場に到着。

出発まで1時間ほどあったので、後半戦に向けての補給、仮眠をとっておきます。

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元気なお福。

可愛い美女とツーショットを撮ることができて、喜んでいました。

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私の臭いお尻とサドルによって数万キロ板挟みにされたサイクルジャージ。

少しエッチ。

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さらば四国!また来るぜ!

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船内ではフクチェは爆睡。

ウエダちゃん、私は何故かあまり眠ることができず。

この先が少し心配です。

和歌山県上陸

完全に日没後に和歌山市に上陸。

お馴染みの「紀の川」横を疾走していきます。

夜の和歌山市街が美しかったです。

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和歌山市からは岩出経由で五條市を目指します。

ひたすら紀の川沿いを上流へ登っていきます。

フクチェの鬼牽きで疲労困憊のケンチェ、ウエダちゃん。

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智弁和歌山高校の残業の光

甲子園で有名な「智弁和歌山」の残業の光が暗闇を照らしていました。

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五條市を通過して、吉野町付近に。

土地勘のあるフクチェが道案内をしてくれます。

吉野は一部路面も悪く、何よりも街灯の数が少なく、まさに暗黒世界。

暗いと脳への情報が減るので、眠気が我々を襲います。

スマートフォンでEDMを爆音で流しながらひたすら進みます。

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限界突破

吉野のローソン。

フクチェが滅茶苦茶汚く、企業努力をしていないローソンとワンワン言ってました。

ウエダちゃんは半分涙目で限界模様。

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伝家の宝刀「レッドブル」。

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DHバーにつけた拡張バックからライトに直接充電コードを繋いでおきます。

これで半永久的にライトの充電が切れる心配は無し。

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東吉野を超えて高見峠を登っていきます。

「三重県 松阪市」と書かれた看板を見た時は、「帰ってきた・・・」と内心ほっとしました。

この旅でお互いに隠していたことを発表する「秘密暴露大会」をしながら高見トンネルに突入。

私の隠し事は刺激が強すぎるので、ここでは言えません。

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三重県突入

高見峠頂上にて写真撮影。

一応、三重県随一の心霊スポットですが、考える余裕はなし。

ウエダちゃんの様子がおかしく、目は半目、走行もフラフラとしています。

視界が定まっていないので、これはヤバいと判断。

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ウエダ昇天

ウエダちゃんは眠気のピークで10秒声掛けしなかったら落車寸前。

「ウエダ!!!」と声掛けしながら、高見峠をダウンヒルしていきます。

道の駅飯高にてウエダちゃんは深い眠りにつきました。

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ケンチェのパンツの穴も拡大する一方。

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西日本を知り尽くした

飯高からは30㎞の目をつぶっていても走ることができるお馴染みの道。

眠気と闘いながら午前4時頃に無事帰宅しました。

長い旅でしたが、思い返すと記憶がギュッと圧縮されたような感じがします。

大きなトラブルなく全員が無事ゴールできました。

学生生活最後の夏休み、かけがえのない思い出となりました。

フクチェ、ウエダちゃん、ありがとう。

最高の自転車仲間に感謝です。

さて、次はどこへ行こう。

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旅の後日談

鳥取県からクリートのネジの一本外れた状態で走破(笑)

足を痛めなかったのが不思議です・・・。

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旅の支出額

今回の旅では中国地方、九州、四国を9泊10日で満喫してきました。

気になる旅の費用ですが・・・。

47700円でした!

このうちフェリー代金、瀬戸大橋線輪行代金が10000円程度かかりました。

食費は一日当たり3000円程度見ておけば大丈夫です。

その他は、コインランドリー、温泉、備品(ブレーキシューなど)に出費がありました。

結論、一日当たり4000円~5000円程度見ておけば、美味しいものを食べて観光することができるということです。

お金で買えないものを手に入れました。

自転車旅のコスパ最強!

 

冒険の仲間紹介

■ケンチェラーラ.

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当ブログの管理人。

たまに自転車レースにも出場するが、頑丈な心身からか冒険の方が得意である。

ヒッチハイクで東日本一周、無人島サバイバル、山の上で凍死しかけた経験などで鍛えられた身体は元気100倍アンパンマンもビックリするレベルである。

「気持ちぇえ~~」などと発言するが、実は死ぬくらいキツい時もこの言葉で自分を鼓舞している場合も多数あり。

 

■k fukuda(フクチェ)

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ゆるキャライダーズの中で自転車歴、自転車愛がマリアナ海溝級に深い男。

細身でパワーがないように見えるが、レース、旅ともに最強の暴君。

おしとやかな性格で、かなりシャイボーイであるが、お酒を飲むと豹変する。

「眠たくなると機嫌が悪くなる」点に注意が必要だ。

 

■ウエダちゃん

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自転車歴はまだ浅いが、一生懸命練習しておりメキメキ成長している熱い男。

今回の”10日で2000km旅”も完走。

補給食にかなりお金をかけることで知られている。

旅の道中、「もう無理です...ええっ??」などと、あたかも限界発言を連呼するが全然余力を残している謎多き男である。

ゆるキャライダーズ冒険隊三人じゃ!

冒険の相棒紹介

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最後まで読んで頂きありがとうございました!

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